WorldConnector:カメラへの身体性付与による映像世界へ入り込むインタフェース
「かんたんに、画面に、入る」
ビデオゲームにおいて一人称視点として画面内にアバターの身体の一部を映すことによって,アバターになりきったかのような臨場感を高める工夫がされていることがある.本研究は,記録装置のカメラと再生装置の画面に物理的な棒を取り付ける方法を用いることによって,利用者が画面の中に入った,画面内へ介入しているような感覚を実現するWorldConnectorを提案する.本研究ではWorldConnectorのシステム実装について述べ,WorldConnectorを利用したさまざまなコンテンツの可能性について事例を紹介しながらシステムの可能性について考察する.
カメラとディスプレイに棒(的なもの)を固定する
テスト用映像(後半書道の応用)
発表
- 明治大学 渡邊恵太研究室 「インタラクションの現象学 人間の輪郭、世界体験の変容」2016
- 渡邊恵太, 中村聡史. WorldConnector:カメラへの身体性付与による映像世界へ入り込むインタフェース. 日本バーチャルリアリティ学会大会論文集19th(CD-ROM). pp.ROMBUNNO.12D-5. September 2014.
受賞
- VR学会 学術奨励賞